さて、手首の脱力といっても「???」となる人が多いでしょう。
そもそも手首にはどうやって力を入れるのでしょうか??
そもそも手首はどうやって鍛えるのでしょうか??
腱鞘炎に悩まされるという最悪な事態になってしまっているドラマーさんもいらっしゃると思いますが、そもそも手首に力を入れないモーラー奏法は腱鞘炎になる事はありません。
日本のレッスンプロの方々や、レッスン動画では「手首に力が入っている為、腱鞘炎に...」と言ったコメントも目にしたりしますが「だからリラックスして持って」とか「手首を鍛えておきましょう」とか色々ありますね。
残念な限りです。
上の画像のように、手首はだらぁ~んとした状態で演奏します。
遠心力や重力や動きによって、手首は上下運動しますが、あくまでも
自分で動かすわけではなく、動かされる力が働くだけです。
画像のような状態にするのは誰でもできると思いますがいかがでしょうか?
出来たら、次にドラムスティックを指の間に差し込んでみましょう♪
その状態で肩から動かし、ドラムを演奏すると思ってくださいね。
仙台ドラムレッスン の生徒さんでも多くいらっしゃいますが、「ドラムスティックを振る」という考えが出てくると、どうしても手首を動かして持ち上げてしまいますが、
手首を持ち上げる運動
は
一切しません
手首を持ち上げる方は、個人レッスンでもよく見かけます。
→名古屋の伊藤実先生と話した時も「多いよねぇ~」という話がでましたww
原因として多くみられるのが、指の脱力が関係している事が多くあります。
特に”親指”ですん。
ワークショップでも全体に向けて、同じように説明をしていますが、皆さん「手首を上げている」つもりもないし、「力を抜いている」つもりでいるんですね。
どこに力が入っているかはそれぞれの人によります。
ボディーマッピングができる人は、自分の体の力んでいる部分がわかるかもしれませんが、難しい人は客観的に見てもらう必要があるかと思います。
客観的に見てほしい方は個人レッスンへお申込みいただくことをお勧めします。